緋色の幻想掌編集

赤の世界

お題をお借りして作った無料DLのアルバムです。

 

お題: 夢見月* /葵 様

歌唱: 巡音ルカ

 

DownLord 

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niconico(XFD)


網膜に焼き付いた笑顔

いつの間に貴方さえ見捨てていた道を行く

救済にならずとも辛うじて生きられた

悲しみを重ね塗り現在を誤魔化すも

網膜に焼き付いた笑顔だけ消せないよ

 

どうやって生きればいいの?

今更幸せになって

 

諦められたのなら

終わらせられていたのに

 

どうして生きているの?

夢はもう叶えていた

 

思い出してしまった

諦めていなかった

 

いつの間に私でも聞き飽きた歌を書く

理由など訊かないで探すだけ虚しいわ

振り向けば加速する追想の白昼夢

網膜に焼き付いた笑顔だけ消せないよ

燃えて燃えて、尽きて

茹だってく夜を

割れてく鏡を

見てただけ

ねえ、知ってる?

喪われていたものというのは

元通りに戻らないの。

 

そんな償いに用は無い

赦されたいなど浅はかだ

 

どうせ消えやしない過去に

火をつければ良く燃えるわ

歪みきった胸も痛む

燃えて燃えて、尽きて

 

ひとり抱えた思惑を

火にくべればまだ走れる

正しさも擦り切って断つ

燃えて燃えて、尽きて

 

揺り起こせば

目を覚ますの

 

貴方のためだと

貴方のせいだと

云われてた

でも、どうして。

振り落とされたと知りながらも尚

私の手を離さないの?

 

そんな依存ならば要らない

愛されたいなど傲慢だ

微熱を帯びた唇が告ぐ

ムーサを殺したのは誰?

それは私、蜃気楼の

 

死体を見つけたのは誰?

それは私、奈落の海の

 

その血を受け止めたのは誰?

それは私、銀色の人魚

 

 赤い靴で耽美と踊れよ

 この世は醜いものだから

 寄せた思いも夜を引き裂き

 打ちのめされるというのなら

 

 硝煙の蛇と狂気で踊れよ

 いつかは必ず死んでいく

 あの悲しみもあの憎しみも

 愛し愛された幻さえも

 

  反転させた闇が囁く

  此方はとても明るいと

  微熱を帯びた唇が告ぐ

  貴方はもう私のものだと

 

  取り返しつかないと

  取り返しつかないと

 

 赤い靴で耽美と踊れよ

 明日はどのみち遣る瀬無い

 毒の甘さにありと魘され

 悪夢降り注ぐこの世なら

 

 騒乱の馬と正気で踊れよ

 女神は昔に死んだのだ

 清き祈りも寄る辺を失くし

 何者になるというのだか

 

ムーサを起こしたのは誰?

それは私、冬の日没

 

過去から目覚めるのは誰?

それは私、夏空の昼

 

未来へ導いたのは誰?

それは詩よ、記憶の鏡

心臓は未だ止まらない

誰も居ない夜を探して

沈黙の彼方

私を消していく

 

朝の凪を見計らって

風が止まるとき

理想を切り離す

 

  私さえ居なければと願っても 

  心臓は未だ止まらない

 

 貫き通した嘘を握って

 泥濘んだ霧を走る

 いつか見た夢にも似た

 街灯滲む明け方、忘れていく

 

 騙し通せた嘘になるなら

 真実と変わらないと

 どこか夢見ていたのか

 浚い出す海風を待っていた

                         

  彼は誰時 私は誰か

  私でない 誰かに変わり

  貴方の知らない時刻へ遁げる

 

昼の影を眺め続けて

暗闇の最中

私を見失う

 

誰かのように嘆き続けて

それでも残った

此処に居るのは誰?

紅い瞳は嘘を見据えて

言葉の綾に引き摺られて

乱れ咲くのは鮮やかに花

紅い瞳は嘘を見据えて

行き先さえも欺いていく

 

怠慢なる月も流れた

独り怯える雪雲の夜

無意識が呼ぶ糸を引いたら

すり替わっていた

私は誰?

 

 操られたのはどちらだ?

 怒鳴り声で聞こえない。

 呪われたのは君だった?

 誰ぞ彼ぞ知るものか!

 

  凍え切った空想を

  真っ逆さまに落ちていく

  だけど、もう、どうしようもないわ

  雪が積もってやたら寒い

 

  くだらない切欠が

  積み上がって壊していく

  だけど、もう、逃げ場所もないわ

  雪に取られて行方が無い

 

薬ならば底を尽きた

打てるだけ手なら打った

「その鋏で裁たないで」

血の滴る音がする 

 

意識が揺らいで動けない

靄に呑まれてわからない

本能は危険を予感する

本能は危険を予感する

それすらも凍りついていた

迷える日々のファントオム

現実をも食い潰した

 

  瞼の裏に 閃光の散る

  限界の成れの果てを

  隔てたとして 無くなりはしない

  戻らない時間が蘇る

 

 捻じ曲げてゆく悲しい声が

 暗雲のように立ち込める

 深淵の闇

 鉄の蔓と

 魔物の影に魘されて

 

 裏取ってゆく消せぬ記憶を

 終りにするべく過去を見る

 持て余す熱

 巡る因果

 荒野に滞むは蒸せる嵐

 

  過ちの終着 抵抗と恐怖の

  絡みつく呪いに幽閉されていた

 

本心を理屈が麻痺させる

そこまでも切り抜かれていた

消滅していたレアリテ

幻覚と化し彷徨った

 

  目を伏せては 頭痛に眩む

  問題は無いのだと 

  度が過ぎれば 負を招くことは

  勘付いていた気がするのだ

夕焼けが暗示する未来

心が潰えそうな赤い空が

微睡む君の目に反射している

 

言葉は佇んで何も云わず

君の空はどんな赤なのだろう

 

一番星光る

月は西へと沈む

雲が闇を重ねて

呑み込んでゆく

 

何処にも行かないでと

温い約束 交わす

触れる指だけ確かな

冷たい風の中で

 

心も惑うような赤い空が

疑念も見透かしてしまいそうだ

 

夕焼けが暗示する未来に賭ける

僕等にとってどんな赤になるだろう

涙に一滴の朱を混ぜて

闇夜に広がる無言の天井

鉛に似ている鯨の幻覚

重たい身体と磨がれたざわめき

浮遊を破って漸く目覚める

 

涙に一滴の朱を混ぜて

流れていく、空想よりも遠く

暗転部分に隠されている

触れられない傷の向こう

 

悲しくて、悲しいほど美しい、と

浅はかな罠のように嵌っていった

 

美しくて、美しいほど満たされる、と

横たわる証明を確かめていた

 

闇夜に響いた無言の泣き声

伸ばした両手を折られる妄想

愚かな願いと閉ざした信仰

馬鹿げた嘘だと漸く目覚めた

濁った赤に浸りながら

切り立った夜を突き落とす

悲愴な祈りの

鳴り止まない残像だけに

追い詰められるような

 

崖淵で波の崩れ落ちる

生き延びたらしい

濁った赤に浸りながら

思い返すは夏の夢想

 

 約束してしまうというのは

 惨い、守ってしまうから

 私が正しいだなんて

 退屈な言い訳よりも

 信じてしまえるから

 

振り向けば孤独な声ばかり

上塗っていった

だって何もかも頼りないわ

有耶無耶を晴らすためには

 

 正義を振りかざすというのは

 痛む、赦さないことだから

 古びた約束だなんて

 捨て去ったはずなのに

 白むのは絶望の砦

禁断の果実は熟された

消えていく昨日は

明日の意識で目を覚ました

 

平生と情動の

二重螺旋の記憶を持って

 

 禁断の果実は熟された

 楽園には戻れない

 その種を僕らは盗み出し

 新たな世界を築き上げる

 

 聖域の言葉を裏切った

 神様ならもう居ない

 鮮やかな奇跡を追い越して

 身体に宿った意志を掲げゆく

 

過ぎ去った時間は

今日の思考に生まれ変わった

 

透明と暗闇の

多重次元の秘密を以て

 

  変わるために悲しみはある

  守るために怒りはある

  正しさのために不安を抱く

  幸福のために痛みを想う

 

  知ってしまった僕らは

  心芽吹く魔法をはじめる

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